


こんな疑問にお答えします。
- ヘナで髪は綺麗になるの?
- なぜヘナで髪が綺麗になるの?
この記事を読むとヘナにトリートメント効果はあるのかがわかります。
ヘナ染めをしたことがない方でもヘナ染めで髪が綺麗になるのかがわかります。
ぜひ参考にしてください。
この記事は大阪府豊中の美容室、「アピエ」オーナーの藤川が書いています。
- 美容師歴20年
- 年間1000人ほどのお客様にヘナ染めをしています。
ヘナは天然のトリートメント
ローソニアが髪をダメージから救う
ローソニアとはヘナ植物に含まれる成分です。
タンパク質のケラチンに強く絡み合う性質を持ちます。
髪のほとんどはケラチンです。ケラチンにローソニアが絡みつきます。
髪の表面に皮膜(ローソニア皮膜)を作ります。それが髪を保護する役割をします。
この皮膜にヘナ植物のオレンジの色素があるため、髪の表面に色がつきます。
ローソニアとは…
染料となるのはローソンという赤色(オレンジ色)色素で、そのローソンがタンパク質に絡み合く習性を持っているため、人間の頭髪や皮膚に色が付く。
その歴史は、記録に残っている限りでは先史時代にまで遡り、クレオパトラもヘンナで爪などを染め、現代で言うマニキュア代わりに使用していたという。
Wikipedia
キューティクルを守ることが大切
髪の表面にはキューティクルがあります。
髪の表面に皮膜が作られると、キューティクルが保護されます。
キューティクルはこんなことでダメージを受けます。
- ブラッシング
- ドライヤーの熱
- ヘアカラー
- パーマ
このようなことでキューティクルが剥がれたり、広がるなどの現象がおきます。
キューティクルの隙間から髪の中の間充物質が流れ出るのを防ぎます。
髪をダメージから守ってくれるのでヘナを続けていくことで、数ヶ月後には今と違った綺麗な髪になります。
髪が傷むプロセスを知ることでヘナの良さがわかります


髪が傷む原因とプロセス
- ヘアカラーやパーマのアルカリ剤・ブラッシング・紫外線などの刺激で髪のキューティクルがめくれたり、剥がれたりする。
髪がざらついて引っ掛かりがあるので手触りが悪くなる。 - めくれたり、剥がれたキューティクルの隙間から間充物質(簡単に表現すると栄養分)が流れ出ます。
間充物質がなくなると、パサつき・カラーの色持ちが悪くなる・パーマが綺麗にかからない状態になります。
髪からツヤと潤いが無くなります。 - 髪のダメージが進むと枝毛や切れ毛になります。
キューティクルを守ることが髪のダメージを防ぐ1番の方法です。
ヘナはアルカリ剤が入っていません。そのため髪が傷まない。
そして皮膜でキューティクルを保護してくれます。
最高のトリートメントです。
次にヘナ染めのお客様に感想をいただきましたのでご紹介します。
ヘナ染めのお客様の感想

ヘナ染めのお客様の感想をいただきました
通い出してから2年ほどになります。体のことを考えて100%植物のカラーに切り替えたいと思いこちらのお店を見つけました。
ヘナは以前の白髪染めよりも、少し時間はかかりますが落ち付く店内なのでリラックスでき快適に過ごさせていただけます。ヘナの独特の匂いは草の香りでオーガニックな感じがして、苦手な人もいるかもしれませんが私は好きです。
ヘナに変えるまでは美容室で白髪染めをしていました。毎月のことなので髪が傷んでパサパサでした。初めてヘナ染めをした時はトリートメントをしたような違いは感じませんでしたが、3回目くらいで髪がまとまりやすくなっていることに気がつきました。
今では傷んでパサパサだった髪はツヤツヤになりました。
しかもお店で教えていただいていたようにシャンプーだけでもツヤツヤサラサラで大満足です。これからもよろしくお願いします。
50代 女性のお客様
ヘナ染めは2回目です。髪にツヤがあり綺麗になっているように思います。
しばらく続けてまます。ヘナの香りが好きで待ち時間はウトウトしています。40代 女性のお客様
6年通っています。妊娠をきっかけに以前よりおすすめしていただいていたヘナ染めに変えました。髪が細くて何もしなくても枝毛ができやすい髪でしたが枝毛ができなくなりました。健康への罪悪感もなく白髪を染められるので嬉しいです。またお願いします。30代 女性のお客様
まとめ
ヘナが髪のダメージで出来た穴をローソニアが埋め、髪に皮膜を作ることでキューティクルをブラッシング等の刺激から守る効果があります。
キューティクルを守ることは、髪をダメージから守る上で1番大切なことです。
毛髪補修と保護が同時に出来るヘナは、最高のトリートメントだと思います。