


こんな疑問にお答えします。
「ヘナ染めは時間がかかるらしい」「半日かかるんですか」
「子供の迎えの時間までに終わらせたい。午前中で終わりますか」
「休日がヘナ染めだけで潰れるのは嫌だ」
この記事を読むとヘナ染めはどれくらい時間がかかるのか。
ヘナ染めをしたことがない方でも時間がわかります。予定を組む参考にしてください。
この記事は、アピエオーナーの藤川が書いています。
・美容師歴20年
・年間1000人ほどのお客様にヘナ染めをしています。
この記事では、まずヘナ染めにかかる時間、次に短時間でしっかり染める工夫、次に熟成ヘナについて説明して、最後にインディゴ染めの時間について説明します。
当店のヘナ染めの時間は30分から1時間
当店のヘナ染め時間は30分から1時間です。
お客様の髪質・白髪の量・希望の染まり具合をカウンセリングでお伺いします。
髪質・白髪の量で判断し、最適な時間を選びます
ヘナ染めは、天然のヘナの葉を乾燥させ、粉末にした物をお湯で溶いて作るとてもシンプルなものです。
そのため髪質・白髪の量で仕上がりがかなり変わります。
例えばですが…
- Aさんはキューティクルが厚くツヤのある髪で水を弾きます。
- Bさんはダメージでキューティクルが傷んだ髪で水を吸い込みやすいです。
この2人の髪質の違いで染まりが全く違います。
アピエでは髪を見る・触る・カラーやパーマの履歴を伺うなど、
丁寧なカウンセリングの上で染め時間を決定致します。
熟成させたヘナを使うことで短時間で綺麗に染める。
ヘナはお湯で溶いてしばらくたったものがよく染まります(濃い)
溶いてすぐのヘナは染まるまで時間がかかります(浅い)
溶いてから24時間以上たったものが最適です。
これを熟成ヘナと呼んでいます。
熟成ヘナとできたてヘナの違いって?
- 短時間でしっかり染まる。
- 染めた後の手触りがいい。
アピエではお客様のご来店時間に合わせて、熟成ヘナをご用意してお待ちしています。
熟成ヘナについては後ほど説明します。
たっぷりな量を使用します。
ヘナ染めはたっぷりな量を使うと染まりが良くなります。贅沢にたっぷり使うことで染まり・手触りに違いが出ます。
たっぷりと余裕のある量をご用意してお待ちしています。
施術中は適切な温度管理を!
ヘナ染め中の温度管理をします。
夏場の冷房や冬は冷えた室温などで染まりに影響が出ます。影響がないように温度管理を徹底します。
加温する器機を使用して一定の温度より低くならないように注意します。
準備・量・温度、これらを調節することで短時間でよく染まるように工夫しています。
熟成させたヘナについて
ヘナナチュラルは混ぜたばかりの状態はモスグリーンぽい色をしています。
そして時間を置くとオレンジ掛かった茶色に変わります。
これはヘナの持つ色素と脂質がしっかりとしみ出た状態だと言えます。
このように熟成されたヘナは
- 色素の定着がいい
- 脂質によってしっとり仕上がります。
ココがポイント
白髪染めの効果と、トリートメントの効果。
両方の効果が上がりますので、非常に重要な工程です。
次は、2度染えの時に使うインディゴについて説明します。
インディゴ染めの染め時間は30分から1時間
ヘナ染めで茶色に染めたい時に2度染めをします。
その時に使用するハーブがインディゴです。
藍色に染まります。天然の染料です。
インディゴは粉末をお湯で溶いて使用します。
インディゴは性質上、あまり長い時間染めると色むらの原因になります。
髪質を考慮して30分から1時間の間で染めます。
ヘナ染め時間のまとめ
ヘナ染めにかかる時間をまとめます。
1度染め | ヘナ(オレンジ) | 30分〜1時間 |
2度染め | インディゴ(藍色) | 30分〜1時間 |
このほかに塗布・シャンプー・ブローなどの時間がかかります。
当店の場合、平均のトータル時間の目安はこちらです。
1度染め | 1時間半〜2時間 |
2度染め | 3時間 |
当店は朝9時開店です。
とゆうことは…午前中に終わります。
思っていたほど時間がかかりませんね。ぜひお待ちしています。
TEL:06-6850-4801